牛王宝印神符頒布祭
ご お う ほ う い ん し ん ぷ は ん ぷ さ い



牛王神事は、古来、伊勢神宮、熊野神宮と共に我が国「三大牛王神事」
としての伝統をもちます。世界の国々が平和であり、諸国万民が安穏
無事であり、五穀万菜の実りが豊穣でありますようにと祈願し、 いとも
厳粛に執り行われます。
一月十六日夜半より、正月三が日神前に奉った
若水によって仕立てられた墨水で、牛王版木より牛王宝印札が刷られ、
御参拝の皆様に刷り上げた牛王宝印札中央に朱印鮮やかに如意宝珠を
押印御頒布されます。
尚、牛王宝印神符は数に限りがあり、御参拝の方優勢にて頒布申し
上げます。牛王宝印神符頒布料 一体 金五千円也


写真1「頒布申しあげる牛王宝印神符」


〔体験のポイント〕

この神事は、古来より、伊勢神宮、熊野本宮と共に我が国の「三大牛王神事」として1300年以上の伝統を持つ神事です。

○正月三が日を神前に奉った若水(わかみず)によって仕立てられた墨水で刷り上げられた牛王宝印札の中央に、松囃神事で斧入れされ新調された如意宝印を朱印鮮やかに押印し、御頒布申しあげます。(写真1

〇牛王宝印神符の授与に当っては、授与者お一人お一人が宝印の押印の場に立会い、「神と人とが一体となる」神事を体験頂けます。(写真11

※尚、牛王宝印神符は数に限りがございますので、ご参拝の方優先にて頒布申し上げます。

〇牛王神事の松明の炭の形による「託宣の儀」が斎行されます。(写真9

〇直会(なおらい)には御神酒(おみき)・暖かいお雑煮他をご用意しております。

※厳寒の中での神事ですので暖かくしてお越しください。
 また車でのお越しには冬用の装備が必要です。


 


〔神事の説明〕

 本来、『牛王』とは、牛の肝に含まれている霊薬のことですが、牛王宝印を略して『牛王』とも呼びます。
 この神事は、松囃神事と同じく1300年の伝統をもちますが、現在の形式となったのは、室町時代、天河社の辨財天信仰が盛んになり 、多くの参詣が会った頃。 「天河御師(てんかわおし)とよばれる方々が、天河社の牛王札を各地に配り、辨財天神の神徳の宣揚に貢献した頃からです。

 牛王宝印札の制度自体は、天河社のみならず、熊野・伊勢・京都八坂神社、高野山、東大寺、法隆寺等も有しておりましたが、中でも天河社、伊勢神宮、熊野本宮が「三大牛王神事」とされていました。

 このお札は厄除けの護符であり、また神仏に誓いを立てて、自分の行為・言説に偽りの旨を記す起請文の用紙ともれさました。

 当日は、一枚一枚版木から刷り上げた牛王札に、一枚一枚如意宝印を押印する神事で、宝印の押印によって神と人とが一体となる神聖なる神事です。また、神事の間灯される神火の炭がタライに浮かぶ形から、神官が託宣を下す「託宣の儀」も斎行されます。