新月より3日目の25日、全国から30名近くの皆様がご参加下さり、職員、斎庭衆、総勢40名にて、神社、斎庭、共催での植樹祭を斎行致しました。朝から菜種梅雨の天候となりましたが、祭典時には雨も上がり、まず拝殿にて参加者の御名が記された木札と植樹する紅葉苗を神殿に奉り植樹祭並びに奉告祭を執り行い、その後、植樹を行う場所まで進みお祓い後、斎庭衆の指導のもと紅葉や桜の苗木を植えました。苗の大きさに合うよう、上土を真土が確認できるまで鍬で掘り、苗を納め真土を被せ足で踏みしめ稲わらで覆い、最後に木杭に木札をネジ釘で留め地面に立てるまでの一連の作業を皆様が高い意識と祈りを込め執り行って頂きました。その後、参集殿にて直会を行い、引き続き既に植樹を終えている船岡山へ案内し植生の事など参加者の皆様に杜や山を守っていく尊さを学んで頂きました。今回、参加者を募っての取り組みは、神社と斎庭が目標とする古の杜への蘇りの第一歩となり、より多くの皆様が杜の再生へ関心を持って頂けることを願いつつ、楽しくこころ安らぐ一日となりました。
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