6月3日 梅雨入り前の初夏の日差しがそそがれる中、節句祭に先立ち橘神社にて祭祀を執り行い、御崇敬者の皆様が書き写されました般若心経の火焚き神業を斎行し、天地の平穏を祈念申し上げました。
その後、午前11時より節句祭を斎行。神殿には御神饌と合わせ菖蒲花、菖蒲酒、柏餅を御供申し上げ、五穀豊穣、天下泰平、御皇室の御安泰と共に氏子中、講員崇敬者各位の無病息災と家運隆昌を御祈念申し上げました。御神楽では巫女が平絹の舞衣(まいぎぬ)をつけ、その上に金襴(きんらん)の千早と呼ぶ衣裳を着て、一人は菖蒲を植えた台を持ち、一人は鎌をのせた台を持って舞、途中座って菖蒲を刈り、これを繰り返し舞う魔除けの信仰を持つ菖蒲刈(あやめかり)の浪速神楽を奉奏、祭典後直会にて菖蒲の神酒を拝戴申し上げました。
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