節分の前夜、社家宅の一番座敷を祓い清め注連縄を張り神籬(ひもろぎ)を設け鬼の宿
神事を厳かに斎行。翌朝5時、桶内の清水に砂が混じるか否か、御託宣にて鬼(神)をお迎えした証となる大きな二粒の砂を賜わることができ、11時より節分祭が厳粛に斎行されました。
本年も感染予防対策のため神事も事前申込みの参列者に限定し行われ、氏子崇敬者各位それぞれの節分祈祷並びに疫病鎮静祈願もを合わせて祈念申し上げ、氏子中の年男(福男)により福豆が打ち祓われ、一切の禍事を祓い申し上げました。
引き続き、斎庭の護摩壇にて採燈大護摩が宮司導師のもと厳修され、般若心経、御真言を一心に唱え天皇陛下の玉体安穏、天下泰平 、百穀豊穣、万民快楽、人類和合、万物共生、災害復興、地域発展、産業円満、新型コロナウィルス疫病退散、並びに護摩木に願いを託された皆々様の家内安全、心身堅固、諸難消滅、息災延命、子孫長久、福寿円満を始め諸々の諸願成就を祈願しお焚き上げ申し上げました。
その後は、参詣者にはお持ち帰りの形で樽酒、恵方巻、福豆、福餅、葛湯をお配りし無事に祭事を終えることができました。
夜には音楽家 岡野弘幹様始め天河メディスンドラム隊の皆様、新潟ヴェーダの皆様により年明け音霊奉納として、生きとし生ける全ての命の共存共栄、世の平和を願い、地球の奥底まで響く音楽、祈りを捧げいただき、輝かしい立春を迎えられる夜となりました。
節分祈祷並びに護摩木祈祷をお申込み頂きました皆様、並びに当日の御参詣下さいました皆様に感謝を申し上げますと共に今年も大神様の尊き福がかがふり給う事を祈念申し上げます。また、当日参列制限でお詣り出来なかった多くの皆々様へ心よりお詫び申し上げます。
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